命の重さ
先日の1月5日は元太の4回目の祥月命日でした。
もう4年も元太の温もりを感じず、抱きしめることができないでいる。
小さな小さな元太と初めて出逢い、そっと抱きあげた時に感じたフワッと軽くて儚げな重みに
「この子の命は一生をかけて守っていかなければ」と改めて思ったものでした。
それから14年間、毎日元太を抱きしめながら生きているんだという温もりと重みをしっかりと
両の掌に、胸に刻んでいきました。
そして元太が旅立つ時もワタシの腕の中で元太の重みを感じていました。
すっかり痩せ細った元太だったけれど、脱力し力なく横たわった元太は思いのほか重く、ワタシの
腕に胸にずっしりと刻み込まれました。
葬儀が終わり、小さな骨壷に入った元太をワタシは初めて抱き上げた時のように両の掌でそっと抱きしめました。
それはフワッと軽くて儚げだった重みではなくしっかりと感じることができました。
嗚呼、これが元太が今まで生きてきた命の重さなんだ・・・
元太と過ごした14年間はワタシの人生の一部でもあるのだからあなたの重みをこれからもずっと
忘れることなく生きていくね。
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