食欲
2018年大晦日。
元太はほぼ寝たきりですが、まだなんとかシリンジで流動食を食べてくれていました。
と言ってもどれだけの量をあげればいいのか分からずとりあえず少量を流し込むと言う感じでした。
それでも口を動かしちゃんと飲み込んでくれていた元太。
生きるために頑張ってくれていたのでしょうか？
そんな元太でしたが、年が明けた頃にはほとんど食べることができなくなっていました。
その傍らでご飯を食べるワタシ。
味気のないご飯をただただ頬ばり胃袋を満たしていた食事でした。
ご飯を食べられなくなった元太はお腹が空いていたんだろうか？
食べたくても食べられなかったんだとしたら、こんなにも残酷な事はない。
元太にもう一度、大好きなピザや唐揚げを食べさせてあげたかったな。
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